All prices include tax.
Artists
- MARINA ANSE WITH タケちゃん(HARP) 仁木源(GUITAR)
- Brandon Neal
OPEN 20:00 / START 20:30
入場無料 + 1 drink charge 投げ銭ありVenue
BEEMARS 新宿
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Brandon インタビュー
### 音楽
1. 多くのティーンエイジャーがそうだったように、私も大学時代(2010年頃)にコピーバンドをしていました。当時のバンド、特にグリーン・デイやマイ・ケミカル・ロマンスに大きな影響を受けていました。
でも、本当にパフォーマンスの力を知ったのは、小さなロンドン拠点のバンド、Scholarsのライブを観た夜のことでした。「演者ってこんなにも表現できるんだ」と気づかされたんです。
その後しばらくして、フランク・ターナーやアイアン&ワインのようなソロアーティストを聴くようになり、言葉の力を知りました。
彼らの音楽を通して、「聴いて楽しいだけじゃなく、心の奥深くに感情を呼び起こす音楽」が作れることを教わりました。
それこそ自分がやりたいことだと確信し、自分のために曲を書き始めました。
最近、最も影響を受けたアーティストは、歌詞の人間味に溢れるDawes、困難なテーマを美しい音で描くことを恐れないJason Isbell、そして自分のビジョンを決して妥協しないKing Gizzard & the Lizard Wizardや長谷川白紙です。
### ライブハウス
日本に戻れることが本当に楽しみで、再びパフォーマンスの機会をいただけたことに感謝しています。12月21日に30歳の誕生日を迎えるので、大切な海外の友人たちと一緒に過ごしたいと思い、渋谷のRuby Roomでライブイベントを企画しました。
私のお気に入りのバンドやDJたちも出演します。
さらに、12月31日にはRuby Roomのカウントダウンイベント、そして12月18日には歌舞伎町の小さなバーBeeMarsでも演奏します。
日本のどのライブハウスで演奏しても、特別なエネルギーを感じます。私のパフォーマンスは高いエネルギーや物語性を重視しているので、静かな曲を演奏する時、観客が耳を傾けてくれることにとても感動します。
イギリスのライブは観客のエネルギーが高いこともありますが、静かな曲になると誰も気にしていないように感じることもあります。一方、日本のライブハウスとその観客は、どの曲も特別で重要なものとして扱ってくれます。
イギリスでは、知らないアーティストを試してみる人が少ないため、小規模な会場がどんどん閉鎖され、住宅に取って代わられています。レスターの老舗会場「The Musician」も12月に閉鎖される予定です。
幸いにも、「The Soundhouse」や「The Shed」といった地元の会場はまだ元気です。
だからこそ、演奏する時に全力を尽くすことだけでなく、他のアーティストを心から支援することが重要だと思います。
有名なアーティストでも新人アーティストでも、ライブショーではお互いにサポートする必要があります。さもなければ、音楽を演奏し表現する情熱が失われてしまうかもしれません。
私が演奏したどのライブハウスにも、良い思い出も悪い思い出もありますが、新宿の「Live Freak」は思い出すたびに心が温まる場所です。当時のマネージャー「ロットン瑠唯」に紹介され、彼女の「Unique Club」というイベントで演奏するよう招待されました。それは多様で個性的なアーティストが集まる、カオスだけど魅力的なイベントでした。
「Live Freak」で演奏するたびに新しい友達ができ、自分の曲が受け入れられることに安心感を覚えました。言語ではなく、歌い手や聴き手の情熱や感情によって音楽が成り立つことを証明してくれる場所でした。
(ありがとう、Live Freak、Unique Club、そして瑠唯)
### 個人
私はOctopus Energyという環境に優しいエネルギー会社で働いています。イギリスの会社ですが、実は六本木にもオフィスがあります。
あまり披露する機会はありませんが、私の好きな特技はトランポリンです。子供の頃、13年間ずっとトランポリンをしていました!
音楽以外では、ゲーム、絵を描くこと、ウェブトゥーンを読むことが大好きです。アクション/ミステリー系のゲームが特に好きで、「龍が如く」シリーズも好きですが、「ダンガンロンパ」が日本のゲームの中で一番のお気に入りです。
素晴らしいアニメはたくさんありますが、特にお気に入りは『メイドインアビス』『はじめの一歩』『ジョジョの奇妙な冒険』です。サウンドトラックなら『進撃の巨人』ですね。あのオープニング曲はいつも心を熱くさせてくれます!
### お気に入りの日本のアーティスト
現代のアーティストでは、前述の長谷川白紙に加え、おとぼけビ~バ~、つしまみれ、春ねむりのような情熱あふれるパフォーマーたちも大好きです。
クラシックでは、八神純子の「Bay City」が本当に大好きです。この曲はとても幸せな気分にしてくれます。また、ヤン富田やDoopeesもすごく変わっていて素敵で、まさに私らしい音楽だと思います。
過去に日本を訪れた際、稲荷神社、東大寺、奈良の鹿公園、東京タワーといった観光地を巡りましたが、一度訪れてみたいのは名頃のかかし村です。この村の歴史にとても興味があり、特定の時代が美しく保存されていることが本当に素晴らしいと思います。
東京も大好きですが、数年前に北海道を訪れて友人に会った時の静けさが忘れられません。また行きたいと思っていますし、いつか住んでみたいと思う場所でもあります。
好きな日本料理は広島焼きです。とても美味しくて多様な味わいがあります。でも、一番好きな食事場所は池袋にある小さなカレー店「plAin」です。普段カレーが得意ではない私でも、ここで食べたカレーは人生で最高の味でした!
日本でのライブは、いつも素晴らしい思い出とポジティブな感情だけが残ります。今回のライブもきっと同じだと思います。全力を尽くして、友達に誇りに思ってもらえるよう頑張ります!